TOEIC800点を超える勉強法|中級者の伸び悩み突破法

TOEIC800点を超えるには、単語や文法を増やすだけでなく、問題を処理するスピードと正答精度を高める必要があります。700点台までは基礎力と演習量で伸びやすい一方、800点の壁を越えるには、Part 3・Part 4の細部理解、Part 7の時間配分、Part 5の高速処理、失点パターンの分析が欠かせません。この記事では、TOEIC 800点 勉強法を探している中級者に向けて、伸び悩みの原因、リスニング・リーディング別対策、3ヶ月の学習スケジュールまで体系的に解説します。

目次

TOEIC800点はどのくらいのレベル?中級者が目指す意味

TOEIC800点は英語力を強みとして示しやすいスコア

TOEIC800点は、英語力を強みとしてアピールしやすいスコアです。就職・転職・昇進・海外赴任などで、英語学習にしっかり取り組んできたことを示しやすくなります。特に社会人の場合、800点台は「英語を読む・聞く基礎力が高い」と見られやすく、英語を使う部署やグローバル案件への挑戦材料にもなります。

ただし、800点は「英語が完璧に使える」ことを意味するスコアではありません。TOEIC L&Rは主に聞く力と読む力を測る試験です。英語会議で発言する力や、商談で交渉する力は別途トレーニングが必要です。とはいえ、実務英語へ進む土台として、800点は大きな節目になります。

700点台と800点台の大きな違い

700点台と800点台の違いは、知識量だけではありません。大きな差は、英語を処理するスピードと失点の少なさです。700点台では、基礎的な文法や単語を理解し、長めの音声や文章にもある程度対応できます。しかし、800点を超えるには、曖昧な理解のまま正解できていた問題を安定して取る必要があります。

たとえば、Part 3・Part 4で話の大筋は分かるものの細部を聞き逃す、Part 7で文章は読めるものの最後まで解き切れない、Part 5で基本文法は分かるが時間がかかる。このような小さな失点が積み重なると、800点の壁を超えにくくなります。

TOEIC800点に必要なリスニング・リーディングの目安

TOEIC800点を目指すなら、リスニングとリーディングの合計で高い安定感が必要です。目安としては、リスニング400点台、リーディング350点台以上を狙うイメージです。もちろん人によって得点バランスは異なりますが、片方が大きく低い状態では800点突破は難しくなります。

リスニングで高得点を取れる人でも、リーディングが時間切れになると800点に届きにくくなります。反対に、文法や読解が得意でも、Part 3・Part 4で大きく落とすと合計点が伸びません。800点を目指す段階では、得意を伸ばすだけでなく、弱点を大きく残さないことが重要です。

TOEIC800点を超えても英会話力とは分けて考える

TOEIC800点を超えると、英語力への自信は大きくなります。しかし、TOEIC高得点と英会話力は同じではありません。L&Rでは、話す力や書く力を直接測るわけではないからです。

実務で英語を使うなら、800点を取った後にスピーキングやライティングへ学習を広げることが大切です。TOEICで身につけた語彙力、文法力、リスニング力、読解力は、英会話やビジネス英語の土台になります。800点はゴールではなく、実務英語へ進むための強い足場と考えましょう。

TOEIC800点を超えられない中級者の伸び悩み原因

基礎はあるが処理スピードが足りない

700点台で伸び悩む人は、基礎がまったくないわけではありません。単語や文法はある程度理解しており、問題を解けば解説も分かります。それでも800点に届かない理由は、処理スピードが足りないことにあります。

TOEICは、知識を持っているだけではなく、限られた時間で素早く処理する試験です。Part 5の文法問題に時間をかけすぎると、Part 7の時間が足りません。Part 3・Part 4で設問を読むのに時間がかかると、次の音声に遅れます。800点突破には、正確さに加えてスピードが必要です。

Part 3・Part 4で細部情報を聞き逃している

リスニングで伸び悩む中級者は、Part 3・Part 4で大筋は理解できても、細部情報を聞き逃していることが多いです。話の目的や場面は分かるものの、具体的な時間、場所、数量、次の行動、話者の意図で迷うケースです。

この状態では、なんとなく聞けている感覚はあるものの、選択肢で迷いやすくなります。800点を狙うなら、「だいたい分かる」から「根拠を持って選べる」状態に引き上げる必要があります。

Part 7で最後まで解き切れない

TOEIC800点を目指す人にとって、Part 7は大きな壁です。英文自体は読めても、時間内に最後まで解き切れない人は少なくありません。原因は、読むスピードだけでなく、設問処理や情報検索の方法にもあります。

Part 7では、すべての文を同じ重さで読む必要はありません。設問を先に確認し、本文のどこに根拠があるかを探す力が重要です。ダブルパッセージやトリプルパッセージでは、複数の文書を照合する力も求められます。

語彙を知っていても文脈で使い分けられない

800点を超えられない人は、単語を知っていても文脈で使い分けられていないことがあります。TOEICでは、多義語、派生語、言い換え表現がよく出ます。単語帳で見た意味だけを覚えていると、本文や設問で別の表現に置き換えられたときに気づけません。

単語は、日本語訳だけでなく、例文や場面の中で覚える必要があります。Part 7で出てきた語彙を、メール、広告、求人、請求書、社内通知などの文脈ごとに整理すると、実戦で使いやすくなります。

復習が浅く同じ失点パターンを繰り返している

中級者の伸び悩みで最も多いのは、復習が浅いことです。問題数はこなしているのに、間違えた原因を分析していないため、同じ失点を繰り返します。

800点を目指すなら、復習では正解・不正解だけでなく、なぜ迷ったのか、なぜ時間が足りなかったのか、なぜ聞き取れなかったのかまで確認します。失点の原因を単語、文法、音声、読解、時間配分に分けることで、次の学習が明確になります。

TOEIC800点を超える勉強法の全体像

800点突破には「弱点をなくす学習」が必要

TOEIC800点突破には、得意分野だけを伸ばす学習では不十分です。700点台までは、得意なリスニングで稼ぐ、Part 5で得点するなどの戦略でもスコアが伸びます。しかし800点台では、苦手Partで大きく落とす余裕がありません。

まずは、直近の模試や公式問題集を使って、Part別の失点を確認しましょう。Part 2の間接応答、Part 4の説明文、Part 7の複数文書など、落としやすいパターンを見える化することが第一歩です。

問題数よりも復習の精度を上げる

800点を目指す人は、問題数を増やすだけでは伸びにくくなります。もちろん演習量は必要ですが、解きっぱなしでは効果が限定的です。

復習では、正解の根拠を確認します。リスニングならスクリプトを見て、どの音が聞き取れなかったかをチェックします。リーディングなら本文のどこに答えの根拠があるかを確認します。Part 5なら、正解だけでなく不正解の選択肢がなぜ違うのかまで説明できるようにしましょう。

リスニングとリーディングの得点バランスを整える

800点突破には、リスニングとリーディングのバランスが重要です。リスニングが得意でも、リーディングが大きく低いと800点には届きにくくなります。逆に、読解が得意でもリスニングで大きく失点すれば合計点は伸びません。

まずは自分の得点バランスを見て、どちらを優先すべきか決めましょう。リスニングが伸び悩む人はPart 3・4の復習、リーディングが低い人はPart 5の高速処理とPart 7の時間配分を重点的に改善します。

公式問題集で本番形式と時間配分を仕上げる

800点を目指す段階では、公式問題集を使った本番形式の演習が欠かせません。ただし、毎回フル模試を解くだけではなく、Partごとの復習も重視します。

本番形式で解いたら、Part別の正答率と所要時間を記録しましょう。Part 5に何分かかったか、Part 7の最後まで到達できたか、リスニングの先読みリズムが崩れた場所はどこかを確認します。時間配分を数値で見ることで、改善点が明確になります。

TOEIC800点を目指すリスニング勉強法

Part 1・Part 2は取りこぼしを最小限にする

TOEIC800点を目指すなら、Part 1・Part 2は取りこぼしを最小限にしたいPartです。Part 1は写真描写の表現、Part 2は疑問詞・間接応答・ひっかけ選択肢への対応が重要です。

Part 2では、質問文に含まれる単語と似た音が選択肢に出ることがあります。音に引っ張られず、質問の意図に合う応答を選ぶ練習をしましょう。

Part 3は設問先読みと会話の流れを両立する

Part 3では、設問先読みと会話の流れの理解を両立する必要があります。先読みができても、会話の内容を追えなければ正解は選べません。逆に、内容は分かっても設問を把握していないと、答えを探すタイミングを逃します。

復習では、会話の目的、話者の関係、問題点、次の行動を整理しましょう。スクリプトを見ながら、どの情報が設問の根拠になっていたかを確認します。

Part 4は話の目的・細部情報・次の行動を聞き取る

Part 4は、アナウンス、電話メッセージ、広告、説明などの音声が出ます。1人の話者がまとまった内容を話すため、話の構成を予測しながら聞く力が必要です。

特に、話の目的、聞き手が次にする行動、場所や時間などの細部情報を意識しましょう。800点を目指すなら、概要だけでなく、設問で問われる細かい情報まで拾う練習が欠かせません。

スクリプト確認で聞き取れない原因を分解する

リスニング復習では、スクリプト確認が重要です。聞き取れなかった部分を見て、単語を知らなかったのか、音がつながって聞こえなかったのか、文構造を処理できなかったのかを分類します。

スクリプトを見れば意味が分かるのに音声では聞き取れない場合は、音の変化への慣れが不足しています。スクリプトを見ても意味が分からない場合は、語彙や文法の問題です。原因によって対策を変えましょう。

シャドーイングで音声処理スピードを上げる

シャドーイングは、音声処理スピードを上げる練習として有効です。ただし、意味が分からない英文をいきなりシャドーイングしても効果は限定的です。

まず音声を聞き、スクリプトを確認し、意味と文構造を理解します。その後、音読やオーバーラッピングを行い、最後にシャドーイングへ進むと効果的です。音声のリズム、弱く発音される語、音のつながりを体で覚えることで、Part 3・4への対応力が上がります。

TOEIC800点を目指すリーディング勉強法

Part 5は1問20秒前後で処理する

TOEIC800点を目指すなら、Part 5は高速処理が必要です。1問に時間をかけすぎると、Part 7に使える時間が減ります。品詞、時制、接続詞、前置詞などの基本問題は、空欄の前後から素早く判断できるようにしましょう。

ただし、速さだけを追うとミスが増えます。最初は根拠を確認しながら解き、復習後に同じ問題を短時間で解き直すのがおすすめです。正確性を保ったままスピードを上げることが大切です。

Part 6は文脈と文挿入問題への対応力を高める

Part 6は、文法力と読解力の両方が問われるPartです。空欄前後だけでなく、文章全体の流れを読んで答える問題があります。特に文挿入問題では、前後の文脈や接続表現を確認する必要があります。

復習では、なぜその文がその位置に入るのかを説明できるようにしましょう。Part 6を丁寧に復習すると、Part 7の読解力にもつながります。

Part 7は最後まで解き切る時間配分を作る

Part 7では、最後まで解き切る時間配分が重要です。800点を目指すなら、Part 7の後半を適当に塗る状態から抜け出す必要があります。

本文を読む前に設問を確認し、何を探すべきかを決めます。文章の目的、登場人物、日付、金額、条件など、設問に関係しやすい情報を意識して読みましょう。時間を測って演習し、どのタイプの文章で時間を使いすぎるか記録します。

ダブル・トリプルパッセージは情報の対応関係を読む

ダブルパッセージやトリプルパッセージでは、複数の文書を照合する力が求められます。1つの文書だけでは答えが分からず、メールと表、広告と申込フォーム、チャットと通知などの情報を組み合わせる必要があります。

復習では、正解の根拠がどの文書のどこにあったかを確認しましょう。対応関係を意識して読むことで、複数文書問題の処理スピードが上がります。

精読と速読を目的別に使い分ける

TOEIC800点を目指すリーディングでは、精読と速読を使い分けることが大切です。精読は、文構造や語彙の理解を深めるために行います。速読は、本番で時間内に処理するために行います。

どちらか一方だけでは不十分です。読めない英文は精読で原因を分析し、読める英文は時間を測って速く読む練習をします。この使い分けが、Part 7の安定につながります。

TOEIC800点突破に必要な単語勉強法

頻出語は瞬時に意味が出る状態にする

800点を目指すなら、頻出語は見た瞬間に意味が出る状態にしましょう。単語の意味を思い出すのに数秒かかると、リーディングの時間が足りなくなります。リスニングでも、音声を聞いてから意味を考えていると次の情報を聞き逃します。

多義語・派生語・言い換え表現を強化する

800点台では、多義語、派生語、言い換え表現が重要です。TOEICでは、本文と設問で同じ意味を別表現に言い換えることがよくあります。単語帳だけでなく、Part 7の本文や選択肢から語彙を拾い、文脈ごと覚えましょう。

Part 7の文脈で語彙を覚える

Part 7で出てきた語彙は、場面とセットで覚えると定着しやすくなります。求人広告、社内メール、請求書、アンケート、チャットなど、出題場面ごとに語彙を整理しましょう。単語を単体で覚えるより、使われ方のイメージが残ります。

リスニングで聞き取れる語彙に変える

単語は読めるだけではなく、聞き取れる状態にする必要があります。音声付きの単語帳や公式問題集の音声を使い、発音、アクセント、音のつながりまで確認しましょう。自分で発音できる単語は、聞き取りやすくなります。

TOEIC800点突破に必要な文法勉強法

基本文法のミスをゼロに近づける

800点を目指すなら、基本文法の取りこぼしを減らすことが重要です。品詞、時制、接続詞、前置詞などの基本問題で失点していると、800点台は安定しません。

文法は、新しい知識を増やすより、よく間違える項目を潰すことが大切です。Part 5の間違いを分類し、自分の弱点文法をリスト化しましょう。

品詞・時制・接続詞・前置詞の取りこぼしを減らす

Part 5では、品詞、時制、接続詞、前置詞の問題が頻出です。800点を目指す段階では、これらを感覚ではなく根拠で判断できるようにします。

空欄の前後から必要な品詞を判断する、時制の手がかりを見つける、接続詞と前置詞の違いを見分ける。このような基本処理を高速化しましょう。

関係詞・分詞・比較・仮定法を実戦レベルで使う

中級者は、文法知識を知っていても、長い英文の中で使いこなせていないことがあります。関係詞や分詞を含む長い修飾、比較表現、仮定法などを正確に読めるようにしましょう。

Part 7では、文法問題として直接問われなくても、文構造を正しく理解できるかが読解に影響します。文法はPart 5だけのためではなく、長文を速く正確に読むための道具です。

Part 5の復習で弱点文法をリスト化する

Part 5の復習では、間違えた問題を文法項目ごとに分類しましょう。「品詞」「時制」「接続詞」「前置詞」「語彙」などに分けると、自分の弱点が見えてきます。

弱点が見えたら、その項目だけ文法書に戻って復習します。文法書を最初から全部やり直すより、間違いから逆算する方が効率的です。

TOEIC800点を超えるためのPart別対策

Part 1は満点を狙う前提で対策する

Part 1は問題数が少ないため、800点を目指すなら満点を狙う前提で対策します。写真に写っている単語だけに反応せず、動作、状態、位置関係を正確に聞き取りましょう。

Part 2は間接応答・ひっかけ・省略表現に慣れる

Part 2では、間接応答や省略表現に慣れる必要があります。質問に対して直接的な答えが返ってこない場合でも、文脈として自然かどうかを判断します。似た音や同じ単語を使ったひっかけ選択肢にも注意しましょう。

Part 3・4は先読みだけでなく内容理解を深める

Part 3・4では、先読みだけに頼らず、内容理解を深めることが重要です。復習時には、スクリプトを使って話の構成を確認し、設問の根拠がどこにあったかを分析しましょう。

Part 5は文法問題と語彙問題を高速処理する

Part 5は、文法問題と語彙問題を高速処理する練習をします。迷った問題に時間をかけすぎず、分からない問題は一度飛ばす判断も必要です。

Part 6・7は読解量と情報検索力を同時に鍛える

Part 6・7では、英文を読む量と情報検索力の両方が必要です。読む量を増やしながら、設問の根拠を素早く見つける練習をしましょう。

TOEIC800点を目指す学習スケジュール

1ヶ月目:弱点Partと失点パターンを分析する

1ヶ月目は、公式問題集や模試を使って弱点を分析します。Part別の正答率、所要時間、間違いの原因を記録し、どこを優先して改善すべきか決めます。

2ヶ月目:Part 3・4・7を中心に演習量を増やす

2ヶ月目は、Part 3・4・7を中心に演習量を増やします。リスニングではスクリプト確認と音声練習、リーディングではPart 7の時間配分を重点的に行います。

3ヶ月目:公式問題集で本番形式に仕上げる

3ヶ月目は、公式問題集で本番形式に仕上げます。時間を測って解き、復習で失点原因を潰します。本番と同じ流れに慣れることも大切です。

平日はリスニング・語彙・Part 5を短時間で回す

平日は、短時間で回せる学習を中心にします。朝に単語、移動中にリスニング復習、夜にPart 5やPart 7の一部を行うと継続しやすくなります。

休日は公式問題集と復習にまとまった時間を使う

休日は、公式問題集と復習にまとまった時間を使いましょう。解く時間だけでなく、復習時間もセットで確保します。

時間帯学習内容目的
平日朝20分単語・Part 5語彙と文法の高速処理
移動時間20分リスニング復習音声処理力の向上
平日夜30分Part 3・4・7の復習弱点補強
休日2〜3時間公式問題集・Part 7本番形式と時間配分

TOEIC800点を目指す人の時間配分戦略

リスニングは先読みリズムを崩さない

リスニングでは、先読みのリズムを崩さないことが重要です。1問に迷いすぎると、次の設問を読む時間がなくなります。分からない問題は引きずらず、次に集中しましょう。

Part 5・Part 6に時間をかけすぎない

リーディングでは、Part 5・Part 6に時間をかけすぎるとPart 7が苦しくなります。Part 5は短時間で処理し、Part 7に十分な時間を残す戦略が必要です。

Part 7に十分な時間を残す

Part 7は配点上も重要で、800点を目指すなら後半まで解き切りたいPartです。文章量が多いため、序盤で時間を使いすぎないようにしましょう。

捨てる問題と確実に取る問題を判断する

800点を目指す人でも、すべての問題に同じ時間を使う必要はありません。迷う問題に固執せず、確実に取れる問題を落とさない判断が大切です。

TOEIC800点を超えたい人が避けるべき勉強法

公式問題集を解きっぱなしにする

公式問題集を解くだけで満足してしまうと、失点パターンが残ります。解いた後に、どこでなぜ間違えたかを必ず分析しましょう。

得意Partばかり勉強する

得意Partばかり勉強すると、苦手Partが残ります。800点突破には、弱点をなくす学習が必要です。

単語学習を日本語訳の暗記だけで終える

単語は日本語訳だけでなく、音声、例文、文脈で覚えましょう。リスニングで聞き取れ、Part 7で言い換えに気づける語彙力が必要です。

Part 7対策を後回しにする

Part 7を後回しにすると、リーディングで伸び悩みます。800点を目指すなら、早い段階から読解量と時間配分の練習を入れましょう。

スコアだけ見てPart別分析をしない

合計点だけを見ても、改善点は分かりません。Part別の正答率と失点原因を分析し、学習計画に反映しましょう。

TOEIC800点に届かない人が見直すべきポイント

リスニングで聞き取れない音を放置していないか

聞き取れない音を放置すると、同じ箇所で失点します。スクリプト確認と音声練習で原因を潰しましょう。

Part 7で読む順番と時間配分が崩れていないか

Part 7で時間切れになる人は、読む順番や設問処理を見直しましょう。設問から逆算して読む練習が必要です。

Part 5で基本問題を落としていないか

Part 5で基本問題を落としている場合は、品詞・時制・接続詞・前置詞の復習が必要です。短時間で正確に解く練習をしましょう。

復習時に間違いの原因を分類できているか

復習では、間違いの原因を分類することが大切です。原因が曖昧なままでは、次の学習に活かせません。

目標スコアに対して演習量が不足していないか

800点を目指すには、一定の演習量が必要です。平日と休日で学習時間を確保し、公式問題集と復習を継続しましょう。

TOEIC800点達成後に考えたい次の学習

TOEIC900点を目指すなら精度と速度をさらに上げる

800点を達成した後、900点を目指すなら、さらに精度と速度を上げる必要があります。小さな失点も見逃さず、全Partで安定感を高めましょう。

実務英語に活かすならスピーキング対策を始める

実務で英語を使うなら、スピーキング対策も始めましょう。TOEICで得た語彙や文法を、会議やプレゼンで使える表現に変えていくことが大切です。

転職・昇進・海外赴任でスコアをどう使うか考える

800点はキャリア上のアピール材料になります。取得したスコアを、転職、昇進、海外赴任、社内公募などでどう活かすかも考えておきましょう。

TOEICをゴールではなく英語力強化の通過点にする

TOEICは英語力を数値化する便利な指標ですが、最終ゴールではありません。800点を土台に、実務で使える英語力へ学習を広げましょう。

独学でTOEIC800点を超えられない場合の対策

現在地をリスニング・リーディング・Part別に診断する

独学で800点を超えられない場合は、現在地を細かく診断しましょう。リスニング、リーディング、Part別の正答率を見れば、改善点が明確になります。

学習計画を演習中心に組み直す

基礎学習ばかり続けているなら、演習中心に切り替えましょう。公式問題集、Part別演習、時間を測った読解を増やします。

忙しい社会人は学習時間と復習時間を固定する

社会人は、学習時間だけでなく復習時間も固定することが重要です。解く時間と復習する時間をセットで予定に入れましょう。

必要に応じて英語コーチングや学習相談を活用する

何度も800点に届かない場合は、英語コーチングや学習相談を活用するのも有効です。現在地の診断、弱点分析、学習計画、復習方法の修正を受けることで、独学の遠回りを減らせます。

よくある質問

TOEIC800点は何ヶ月で目指せますか?

現在700点台なら、3ヶ月前後を目安にできます。ただし、現在スコア、学習時間、弱点によって必要期間は変わります。600点台から目指す場合は、基礎固めを含めて3ヶ月以上かかることもあります。

TOEIC700点台から800点を超えるには何を優先すべきですか?

Part 3・Part 4・Part 7を優先しましょう。長めの音声と文章を正確かつ速く処理する力が、800点突破の鍵になります。

TOEIC800点に必要な単語数はどれくらいですか?

明確な単語数だけで判断するより、頻出語、多義語、派生語、言い換え表現を実戦で使える状態にすることが重要です。単語は音声と例文で覚え、リスニングでも読解でも使える形にしましょう。

リーディングが苦手でもTOEIC800点は目指せますか?

目指せます。ただし、リーディングが大きく低い場合は、Part 5の高速処理とPart 7の時間配分を重点的に改善する必要があります。リスニングで得点を稼ぎながら、リーディングの失点を減らしましょう。

独学でもTOEIC800点を超えられますか?

独学でも可能です。ただし、問題演習だけでなく復習の精度が重要です。Part別に失点原因を分析し、弱点を潰す計画を立てましょう。続かない場合や原因が分からない場合は、学習相談を活用するのも有効です。

まとめ

TOEIC800点を超える勉強法で大切なのは、基礎を増やすことより、弱点をなくし、処理スピードと正答精度を高めることです。700点台までは得意分野でスコアを伸ばせても、800点台ではPart 3・Part 4・Part 7の失点や時間配分の乱れが大きく影響します。

リスニングでは、Part 3・4の内容理解と細部情報の聞き取りを強化しましょう。リーディングでは、Part 5を短時間で処理し、Part 7を最後まで解き切る時間配分を作ることが重要です。単語は日本語訳だけでなく、音声・例文・文脈で覚え、リスニングでも読解でも使える語彙に変えていきます。

800点突破には、問題数より復習の精度が必要です。間違いの原因を単語、文法、音声、読解、時間配分に分け、同じ失点パターンを減らしましょう。独学で伸び悩む場合は、現在地をPart別に診断し、演習中心の学習計画へ組み直すことが突破口になります。

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記事監修者

小川 Ogawa

略歴
英語コーチング・英語学習領域のメディア編集およびコンテンツ制作を担当。 大学で英語を専攻後、海外を拠点とする外資系企業にて多国籍環境での業務を経験。 その後、英語コーチングに関する専門研修を修了し、100名以上の学習者を支援。英語コーチング業界での実務経験を活かし、コンテンツ設計・発信を行っている。

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